「撮影会」「学芸会」「文化祭」、定期公演では初の3部構成。
第1部「撮影会」ではスタジオを借り、・・・・・・・・・初の撮影会。・ちゃんたちは私服&普段とは違うシチュエーションで、可愛い写真が撮れました。
テーマが「Traffic」ということで、第2部「学芸会」では都電荒川線を貸し切り、ファンは揺られながら早稲田〜三ノ輪間を1時間かけて移動。その間メンバーが途中駅で乗降し、乗ってきた・ちゃんたちは①紙芝居、②車内アナウンス&歌、③持ってきたTシャツにファンが落書き、④家で作ってき>た食べ物(ゆで卵とドーナツ)を配布、⑤ギター演奏…などを行いました。この催しは運営はほぼノータッチで内容も指定なし、メンによる学芸会的な ゆるい出し物でありつつ、「アイドルと芸術」「Tokyo in Sport」に続く自己表現イベントでもあったのです。
そして第3部はフリーマーケットを含む「文化祭」。実は「Traffic」には交通・運輸という意味以外にも、売買・取引・交換という意味がありま> す。一番やりたかった「都電イベント」と「フリーマケット」、この2つを繋ぐ鍵概念としての「Traffic」。フリーマケットでは・ちゃん、ファン双 方が出品物を持ち寄り、物々交換が行われました。セットリストを決定する権利も運営から出品され、実際にファン考案セトリによるライブがその後 行われています。他の出し物としてはステージ企画(動物研究会、ダンス部、ファッション部など)、わなげ、生誕特別展示、QR宝探し、写真部によ るチェキ撮影、模擬店などなど。会場内の至る所に隠されたQRコードを読んでコイン 「・」を探すQR宝探しでは、集めたコイン「・」がわなげと模>擬店で使える仕組み。そして実は!場内に流れていたBGMはSNSの妖精ちゃんによる生放送インターネットラジオ番組。会場から全国へ向けた、現場と は無関係なことを話す通信の「Traffic」に、会場で文化祭に夢中になっているとなかなか気付けないという構造でした。けれどそういった「Traffic 」は日常にも背景に溢れていて、気付いた瞬間に愛しいものとして前景化するのかもしれません。