芸術の秋＝「アイドルと芸術」と並行して行われたのがスポーツの秋＝「Tokyo in Sport」です。
毎日行なっている基礎練を1ヶ月間に渡ってほぼ毎日生配信を行う「Tokyo in Sport」は、基礎練の習慣化を単に狙ったものではなく、「生み出すこと」というテーマでも「アイドルと芸術」と共通しています。それぞれの・ちゃんが「私のコンテンツ」という自覚を持って、生配信・動画による コンテンツ作成と自己表現を行う訓練の場でした。
毎日の走り込みもTwitterで事前に告知し、走っている間はHeartSyncを稼働させることを継続。第5回定期公演とも通底する「生活」がテーマとなっており、現場でのダンス振付の「フリコピ」だけでなく、・ちゃんの活動・生活・生き方そのものをコピーする（すなわち一緒に筋トレやランニン グをする）…という新しいアイドルの楽しみ方をファンに提案しました。
Sportには単数形で「娯楽・楽しみ」という意味もあります。多くの方が「ノッて」くれればくれるほど、東京全体が、毎日、24時間続くステージになっていきます。
そしてもっと広い文脈では、歌声とダンスと自撮り以外の自己表現をアイドルには持って欲しいという思いもありました。しかもそれは、巧みな> 文章を書くとか、絵を描くだとか料理だとか、いわゆる「特技」的なものではなく、どんなアイドルでもその身１つでできるものである方が面白いな と。それが今回は基礎練でしたが、将来的にはもっとシンプルに、生きることそのものが表現に自動的になってしまうような仕組みができたら良いと 思っています。